エクステンションの配布

概要

エクステンションをユーザーが利用できるようにするには、マニフェストのほかファイル一式を含むエクステンションの格納フォルダを zip 圧縮するなどして配布し、ユーザーの実行環境に配置します。

エクステンションを実行環境に配置する際は、配布されたエクステンションの格納フォルダを実行環境の所定のフォルダ直下にコピーします。

以下では、エクステンションの配置先について説明し、フォルダ構成の例を示します。

エクステンションの配置先

エクステンションを利用できるようにするには、エクステンションの格納フォルダを次のいずれかの extensions フォルダ直下にコピーします。

  • 特定のユーザーのみがそのエクステンションを利用する場合

    {ユーザーのホームパス}\AppData\Local\DENSO CREATE\Next Design\extensions\

ユーザーのホームパスの例: C:\Users\user-name

  • そのコンピュータで Next Design を利用するすべてのユーザーがそのエクステンションを利用する場合

    C:\ProgramData\DENSO CREATE\Next Design\extensions\

メモ

  • 次のフォルダは隠しフォルダです。

    • {ユーザーのホームパス}\AppData\
    • C:\ProgramData\
  • エクスプローラからアクセスするには、アドレスバーに直接入力するか、エクスプローラのリボンから [表示] > [表示/非表示] > [隠しファイル] チェックボックスを ON にするとアクセスできます。

注意

  • .NET DLL による実装方法で開発したエクステンションを配布する場合、次の DLL のバージョンが一致していないと、エクステンションが正しく動作しない場合があります。

    • エクステンション開発プロジェクトで参照している NextDesign.Core.dllNextDesign.Desktop.dll
    • エクステンション配布先の Next Design インストールフォルダに格納されている 同 DLL

エクステンションのフォルダ構成例

実行環境に複数のエクステンションが配置された場合は、次のようなフォルダ構成になります。

{NextDesignAppFolder}\extensions\
    myCsExtension\
        manifest.json
        main.cs
        locale.en.json
        locale.ja.json
        resources\
            image.png
    myDllExtension\
        manifest.json
        myDllExtension.dll
        resources\
            image.png